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2012年9月29日(土) 高齢の方の短歌と年賀状

2012年9月29日(土) 高齢の方の短歌と年賀状

高齢の方の短歌は2005年1月1日、95歳の年賀状は1月17日にHPに更新、2007年4月23日削除したものです。
私自身が高齢の域に達し再度更新いたしました。

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e0120662_17323021.jpg上の福寿草と左の俳句入り写真を作って、ピアノの先生に送りました。
ユーモラスなユニークな95歳の年賀状に大いなる「力」を頂いた新年でした。
その時、先生のお蔭で実技試験は一度で合格しました。
今でも先生の臙脂色のアップライトピアノが脳裏に残っております。
試験場のピアノを弾いてみて、先生のピアノの音色の素晴らしさを知りました。
今はもう弾けないピアノですが・・・








by neko-sann | 2012-09-29 16:37

2012年9月25日(火) 龍胆俳句と生涯貯金

2012年9月25日(火) 龍胆俳句と生涯貯金

36年前の古い古い作文を読んだ知人が今の生活に良い刺激をうけたというので、面はゆい心境ですがブログに更新する決心をしました。
郵便局でアルバイトをしていた経緯でこの作文を頼まれました。お義理で書いたものがまさかこのような賞をいただくとは・・・その副賞で真珠のネックレスを記念に購入しました。
記念すべき良い思い出を残してくださった方々に感謝しています。
稚拙な文章に手を入れたい気持ちはありましたが、あえて修正せずに出しました。

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郵便貯金創業100年記念 昭和51年1月  私と貯金のエピソード
(貯蓄に関する体験記コンクール入賞作品)郵政省貯金局長賞より
生 涯 貯 金   北海道  I・T (44歳)


結婚して1ヶ月で発病、4ヶ月の入院生活、4ヶ月の実家での療養生活を余儀なくされた。家庭の主婦として完全なる失格者だった私。実家に見舞いに来た夫にたまたま「貯金してる?」ときいた事がきっかけで初めて貯金をすることになりました。毎月千円の積立でした。それから間もなく回復した私は翌年、最初にして最後になってしまった出産のために入院。貧しかった私達に蓄えもなく、千円の積立は満期になっていませんでしたが貸付をして貰って出産の費用にあてました。16年経った今でもあの時、あの千円の積立がなかったら実家の母に迷惑をかけていた事を思うと、又たった一人の息子の誕生に借金をせずにすんだことのありがたさをしみじみと思い出します。
当時、給料を貰っても支払いが全部すまされなくて給料の度に涙が出るような生活でしたが、貯金をしなくてはという気持だけは持ち続けました。息子2歳の時の転勤に畳、建具のない借家に入ることになりましたが、それまでの蓄えがなんとかそれをまかなってくれました。そしてまた、それで私達は裸になりましたが、私は生活をひきしめてコツコツと貯金することだけは趣味的な習慣のようになっていました。
とにかく私の実行してきたことは天引貯金です。我が家の経済生活のポイントは食費、教育費に重点を置き、被服費は徹底的にひきしめました。私と息子のものは殆ど手作りでした。そして家具、電気製品、衣類などは長く大切に使うよう努めてきました。
ここ10年位は年頭に2・3年の計画を立ててます。月の給料からいくら、夏期、期末の手当から何割と年間計画を立てるとその範囲内で1年のやりくりをするようにします。手当から予備金を計上して次の手当までのやりくりにあてるようにしていますので給料日直前だからと慌てるようなことはあまりありません。
毎月アルバイトでお金の入った時など、その都度郵便局に通いますので局の人ともすっかり顔なじみになりました。僅かでも冊子式の定額貯金にして楽しみました。そしてその少しずつの定額貯金が土地になり、家になりました。その都度うれしかったのは利子の大きさでした。
現在、我が家の貯金計画が曲り角に立っています。というのは今年6月、夫が突然転勤になり二重生活が始まったことです。6月のボーナスは予備金どころか、手当以上を使い果たしました。今年の計画はもう一度立て直さなくてはならないでしょう。転勤と同時に夫の通帳にも予備金を預入しました。いざという時の出費、毎月の赤字埋めに備えて。
今の私の目標はマイホームの銀行ローンを夫の定年前に返済したいことです。そして同時に息子の教育費、その次は老後の心配。それから私の友達のお姑さんの話ですが、そのお姑さんは死ぬ直前、息子、娘、嫁、婿など、各々に郵便局の定額貯金を手渡して亡くなったそうです。一緒に住んでいた娘さん夫婦も知らないうちに84歳のお姑さんは一人で郵便局に通い、各々の名義で貯金をしていたそうです。友達はそのお金で留袖と帯を買ったそうです。ご主人が頂いた貯金は葬式にでる費用にあて、とても助かったし、ありがたかったということでした。老いてからのことを考えさせられるエピソードです。死ぬまで貯金は続くのでしょう。
私達にとって貯金とは経済生活を支えるだけのものではなさそうです。そのお金の生かし方が問題なのでしょうか。
上坂冬子さんが「人の心をたくましくも、アサマしくもするお金、お金に振りまわされずに、お金をたいせつにする人間になりたい」と書いておられましたが、お金を大切にすることは物を大切にすることに通じるものと思います。自分のお金も、他人のお金も大切にする心を持って生きたいものと思っています。

by neko-sann | 2012-09-25 18:05